世の中には様々な勉強法が氾濫しているが、スッキリした気分でクッキリとした結果を出したいのなら、次のように考えるとよい。
(1)よく理解できていることを○、あいまいな部分が残っていることを△、まるで理解できていないことを×とする。
(2)△は×のうちに含まれるとする。つまり、「何となくわかっていることは、全然わかっていないことと同じ」とする。点数に、現れないからである。
(3)学習過程は、×(と△)を○に持っていく作業である。
より厳密にいえば、人間は忘れる動物だから、○として理解できていたことでも、△になってしまうおそれがある。だから、「×はもちろん、△も、さらには○でさえも、日々ブラッシュアップして、◎を志向する作業が勉強」といえるのだ。
ここで、最も大切なことは、×や△を我が事としてキッチリ認識すること。つまり、「自分には、理解できていないことや、あいまいなままにしていることが、たくさん、常にある」と考えることだ。クラスの演習や答練の成績がちょっといいからといって、×や△が全部なくなったわけではない(これをもっと強くいえば、最終合格者でさえも、十分にちゃんと勉強ができたわけではない)。自らが望むのであれば、勉強は生涯、続くものと腹を据えて、当面は、目標とする試験の範囲に注意を集中する。これを一生懸命やった人だけが、次のステージに進むことを許されるのである!
【合格一本勝負】
Q:予備校の学習カリキュラムをひたすらこなしているだけ・・・そんな思いがいつもして、手応えらしきものが感じられません。(弁護士志望・埼玉県Rさん)
A:基礎訓練にある種の単調さがつきまとうことは、否定できない。受験生にとっては、最終合格が最高の手応えだということを忘れないように!
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