世間の様々なシーン、多くは職場、あるいは学校や家庭で、「責任を取る」という言葉が持ち出されることがあるが、「辞めること」は、それに当らない。単に「逃げ」を打っているだけだ。「危険負担をすること」が、責任を取るということなのだ。迷惑をかけた分を、お金や代替の仕事で穴埋めをする。
だから、不始末をした政治家や企業経営者などに対して、「責任を取って、辞めろ」というのは正しくない。「力量や資格に問題があるから、穴埋めをせよ。そして、辞めろ。(出直しを図るかどうかは、本人次第)」と言うのが正しいのだ。
「責任」という言葉の使い方次第、つまり「責任」に対する意識の違いによって、私たち社会の未来は大きく違ってくる。その未知なる過程を共に描いていくのが、教育本来の役割なのである。
【人生一本勝負】
Q:日本人はもしかして、政治そのものがヘタ?(検察官志望・札幌市Kさん)
A:ヘタなままでは困るのだが、ヘタだと思う。
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