民主党の代表選挙は菅氏の圧勝に終わったが、どちらが選ばれるにしても、国民の大多数はある種の失望感を味わったと思う。というのも、立候補したのが、党の実力者2人だけで、政権交代の勢いをそのまま未来につなげるような中堅・若手が1人も出て来なかったからだ。「自民党の派閥政治と、どう違うのか？」「他の先進国では、40代50代のリーダーが次々と現れているのに、日本では何故、実現しないのか？」という素朴な疑問が、大方の民意だろう。
わが国ではいまだに、高度成長を支えた柱の1つである「年功序列」が幅を利かせている。そのせいで、政治は、「古いタイプの職業」のままだ。変わらないことに意義がある仕事もあるが、政治は本来、変化しながら前進し続けるもの。国民が傍観してしまうようでは、社会貢献など夢のまた夢ではないか。
【合格一本勝負】
Ｑ：米大リーグ・マリナーズのイチロー選手が、前人未到の10年連続200本安打を達成しましたね！（弁護士志望・愛知県Ｓさん）
Ａ：イチロー選手は、「天才とは、日々、コツコツ努力すれば最高の仕事ができることを知っており、かつ、実行する人である」ことを悟っている。君は、イチロー選手から、何を学び、何を実行するのか？
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