三井物産の創始者である益田孝(鈍翁)。幼い頃から虚弱で、「長生きはできまい」と言われていた彼は、佐渡金山の地役人を勤めていた父親が箱根に転勤となったのを機に英語を学び、わずか12歳で幕府外国方の通訳となって、江戸のアメリカ公使館に詰めた。「西洋人と同じものを食べて、偉くなりたい。強くなりたい」との思いから、公使館の牛肉を盗んでは食べ、2年後には、ちょんまげ姿の幕府使節団とフランスへ。西洋文明に圧倒されたという。以上のような経緯から、洋食文化に早くから目覚めた彼は、自ら豚の飼育に乗り出したのだが、ある日、重大な事実に気づく。家庭の残飯や甘薯を餌にした豚は脂肪だらけなのに、魚のあらや豆腐かすを食わした豚はそうはならない。「人間も、この通りに違いない」と直観した彼は、洋食志向を一気に転換し、「日本人の食物は、世界中で最も適当の食物」「その中でも、百姓の粗食が一番、無害で適当」との結論に達したという。
30代から40代にかけて、忙しさにかまけたジャンクフード漬けで体を壊したわしも、まったく同感であります!
考えている人は、最後に自然食にたどり着く。
【合格一本勝負】
Q:働きながらの受験生活が、2ヵ月目に。「睡眠障害ではないか・・・」と最近、心配です。(司法書士志望・千葉県Dさん)
A:できるだけ朝型の生活を心がけて、日中は目一杯、活動する! それでも気になるなら、専門医の診断を受けてみよう。
【今日の書】
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