以前、受験指導をしたことがある税理士さん（男性50歳）が、近況報告にやって来たのだが、最近、困った客が多くて、辟易しているという。税理士にとって、中小企業の経営者は大切な顧客層。ところが、月々の顧問料や決算料を踏み倒す社長が急増しているというのだ。相手は完全な確信犯で、税理士を毎年、替えており、「新しいお客に、サービスを」という税理士側の色気につけ込んで、支払いを先に先にと延ばし続けて、そのままトンズラするのだという。請求しても、完全に開き直っていて、絶対に払わない。「出るとこに出てもいいから、しち面倒くさいその手続きをアンタがしてみれば？」といった態度なのだ。
「どこも経営が厳しいのはわかっているつもりですが・・・あきれて、疲れて、虚しくなってしまいますね」と税理士さん。そんな気持ちにさせるのも、相手の手のうちだからと、正々堂々と請求し続けるよう、励ましておきました。
わしは、金ばかりがポイントの資格者を、たくさん見てきた。「そんな人間にならないように」と、日々、若い人と話し合っている。
【合格一本勝負】
Ｑ：1日24時間では、足りない！（ＣＦＰ志望・神奈川県Ｓさん）
Ａ：そう思えるときが、最高の成長期！
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