裁判員制度がスタートして、1年が過ぎた。運営上、大きなトラブルもなく、裁判の民主化という理念も一般に好意的に受け入れられているようだ。それでも対象となる6~7割の人たちが、「できれば、参加したくない」と考えているという。その第1の理由は、「人の一生を左右するような決定に関与することは、気が重い。自分には、そんな資格はない」という精神的な負担。
もっともなことだと思う。日本人の健全さの表われではないか。この1点が社会的に意識されるようになっただけでも、裁判員制度の価値はあったと、わしは考えている。人が人を裁くことが、スパッと割り切れるはずはないのだから、国民的なためらいと共に、制度がさらに充実していけばいいのだ!
この制度を通じて、「社会の中に、自分はいるのだ」と自覚してほしい。
【合格一本勝負】
Q:民主党は、もうダメだと思います。(宅建志望・東京都Yさん)
A:内閣支持率は急落! とはいえ、そんなダメな政党を選んだのは、誰だ?
【今日の書】
勝利忘却
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