写真家の土門拳さん。モノクロでドラマチックな作品の数々を世に送り出した。亡くなって、もう20年になるが、わしには個人的な思い出がある。
たしか、小学校6年生のときだったと思う。わしの実家は徳島の繁華街のど真ん中にあって、阿波踊りのときには、朝から晩まで3日間、1つ30人くらいの連がひっきりなしに次々と練り歩くメインストリートに面していた。そこへやって来たのだ。若い助手を従えた土門さんが。「おたくの2階、ちょっと貸してくれないか」と。2人ともベレー帽を被っていて、家に上がり込んでも被ったままで、土門さんにはサムライのような雰囲気があった。何より子供心に驚いたのは、シャッターを切るスピード! 「このオッサン、速いなあ」と、わしは見惚れてしまいました。
あのときのあの人が、日本を代表する高名な写真家と知ったのは、高校生のとき。「いい仕事をする人は、仕事が速い。それも、びっくりするくらい」。わしの原体験の1つになっています。
【合格一本勝負】
Q:長時間の勉強に耐えるには、いい姿勢が必要なんですね。猫背、治りつつあります。(裁判官志望・大阪府Tさん)
A:正しいものは、機能的!
【今日の書】
合格前は通説に従う 合格後は通説を疑う
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