受験生は、貯金をせよ！　お金ではなく、時間を貯めるのだ。
専業ならば10時間、働きながらでは4～5時間程度が1日の勉強時間の目安だが、この目安を着実にクリアすることによって、時間の貯金ができる。例えば、完全浪人の人が今日、10時間やって予定を全部終えたとする。「よくがんばったなあ」と、そこで止めにしてもいいのだが、「もうちょっとだけやるか！」と、明日の予定を10分だけ勉強する。すると、この10分間が、「残高」になるわけだ。学習スケジュールは、内容と時間がほぼ見合ったものになっているはずだから、1日に2時間も3時間も貯金はできないだろうが、少しずつなら積み立てていける。1ヵ月もすれば、まるまる半日分の残高、つまり空き時間をつくることもできるのだ。そして、この貯えを、調子の悪いときに使えばいい。睡眠や軽い運動といったリフレッシュに有効に活用するわけだ。
時間に追いまくられているだけでは、勉強が苦痛になるのも無理はない。時間の貯金を始めれば、受験生活も楽しくなるぞ！
（注）予定時間に達しなかった場合は、マイナスの貯金（借金）になる。しんどいが、今日から少しずつ返していく。
【合格一本勝負】
Ｑ：実家の親には申し訳ないが、今年のゴールデン・ウィークには、帰省をしない！（社労士志望・東京都Ｅさん）
Ａ：合格したら、帰りまくれ！
【今日の書】
成功したときが正月
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