人生を面白くするヒント

その先に、光あり!

みなさんは、本多静六(1866~1952)という人物をご存知だろうか? 東京帝国大学の造林学の教授であり、日比谷公園の設計者でもあった。この本多さん、名主の生まれだったが、11歳のときにお父さんを脳溢血で亡くし、肉体労働をしながら官立の東京山林学校へ進学したのが19歳のとき。ところが、最初の試験に落第してしまい、前途を悲観して古井戸に身を投げたのだが、運良く途中でひっかかって一命を取りとめた。その死を目前にした刹那、ずっと忘れていた祖父の言葉が不意に脳裡に蘇ったという。
「塙保己一は盲目でありながら630余巻の『群書類従』その他を著したのだ」。
古井戸を自力で這い上がった彼は後年、『私の生活流儀』という本の中で、こう語っている。
「死んだ方がましだと思う場合でも、しばらく忍耐しておれば、いつしか希望を生じ光明を認め、解決の緒が見出されて、かえって偉大な成功をもたらす」。
【合格方法一本勝負】
Q:一目でルーキーとわかる新社会人を見ると、何だかくすぐったいような気がします。(社労士志望・東京都Eさん)
A:春が来れば、誰もがルーキー!
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