子どもたちの「活字離れ」が指摘されて、久しい。学力の低下だけではなく、情操面での悪影響も懸念されている。わしも、「想像力や創造力を養うには、読書が重要」との考えだ。
しかし、いくら子どもたちに向かって、「本を読みなさい!」と口で言っても、効果はあまり期待できないだろう。子どもは押し着せを最も嫌うからだ。そこで、「読み聞かせ」や「朗読」などの方法が見直され、教育現場で取り入れられているが、とてもいいことだと思う。まずは“体感”させることが、子どもたちにとっては大切だからだ。
そこで、周囲の大人たちも、さりげなくバックアップしよう。自らが読書の習慣を実践するのだ。子どもは大人の真似をする習性がある。「日常生活で、ごく普通に、大人も子どもも本を読む」。これが自然な、あるべき姿だと、わしは思います。
<人生一本勝負!>
Q:週末は、ほとんど寝て暮らしています。そのため月曜日になると後悔の念がやって来て、仕事にもはずみがつきません。(千葉県Sさん)
A:休日の半分は、睡眠不足の解消や雑事にあてる。そして、もう半分は、“健全な自己投資”を! 趣味やスポーツに打ち込むのもよいが、わしからのオススメは何と言っても、「勉強」だ!