トヨタのリコール問題が深刻の度を増しつつあるが、その主原因は初期対応のまずさにあったのではないか。ブレーキの不具合についての苦情が報告・報道された当初、トヨタ側は、役員クラス2人が記者会見に臨み、「感覚の問題だ」と説明した。それも、ニタニタ笑いながらである。テレビでその様子を観ていたわしは、「これは、たいへんなことになる」と直感したが、案の定、米国の議会まで出張ってくる大問題に。社長直々の説明・謝罪があったときは、すでに遅し。事を軽く見たツケは、何兆、何十兆円もの損失となって跳ね返ってくるだろう。
今後、トヨタがなすべきこととして、誠実にリコールに対処することは当然だが、あの役員2人を処分するという毅然たる態度も必要ではないか。人様の命を預かり、誤れば凶器ともなる商品を扱っているのに、「（ユーザーの）感覚の問題」などという言い草があるか！　それも、見るに耐えない笑いを浮かべて、企業人としての品格はどこにある！　社外的にだけではなく、社内的にも自浄能力をフルに発揮しないと、どんな大企業といえども未来はない！
【合格方法一本勝負】
Q：不景気でも、仕事はありますけど。（簿記2級志望・東京都Ｍさん）
A：そのクールさを保ったままで、やりまくれ！
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自己評価は、評価にあらず
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