未分類

野暮を承知で!

職人の世界では昔から、「体で覚えろ!」とよく言われる。「習うより、慣れろ!」とも言う。
これらの言葉にはいくつかの含意があり、「とにかく自分から体を動かして、仕事量をこなせ」「他人が教えてくれるのを、ぼんやり待っているんじゃない」「つべこべ理屈をこねる前に、基本を徹底的に叩き込め」といった先人のありがたい教えを伝えているのだ。
ところが中には、「見よう見真似で、機械的に、模倣すればいい」と誤解している人たちがいる。素直な若い人にもいるし、いくらかの経験を積んだはずの、いい年をした大人にも結構いる。大間違いだ。
体で覚えるためには、何よりも、自分の頭をフル回転させて、考え抜かなければならないのだ。
ムダなおしゃべりを嫌う職人気質から、言わずもがなのことは言っていないわけだが、あまりにも誤解している人たちが多いので、野暮を承知で、わしから一言。
「やることをやらないうちから屁理屈を並べ立てるのは論外だが、自分なりの理屈を作り上げるくらいの気持ちがないと、事は成就しない!」。いづれにしても、「答えは、自分」である。
<人生一本勝負!>
Q:先日、このコーナーで、「暗記は、慣れと必要性の問題」とありましたが、暗記ができないということは、「慣れていなくて、必要性に迫れていない」という意味でしょうか?(宅建志望/東京都Uさん)
A:その通り!言い換えれば、「勉強量が少なくて、合格への切迫感が足りない」ということだ。

オススメ講座

成川豊彦日記修了まで

ペイパル新規登録キャンペーン

アーカイブ

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
PAGE TOP