司法試験その他の各種資格試験にしろ、中学・高校・大学などの入試にしろ、受験生にとっての第1ラウンドは9月30日。夏場までにどれだけがんばったかで、結果はほぼ確定してしまうのだ。
9月30日までトップ・グループで受験勉強を維持できた人は、来年の本試験で思う存分、力を発揮できる。合格発表の日には朗報が待っている、と大いに期待していい。受験は知的格闘技でスポーツの一種なのだから、事前に抜かりなく入念に準備した人だけが、「実力」を世に示すことができるのだ。
では、第2ラウンドはと言うと、それは12月31日。実質的な勉強は、ここで終了する。つまり、やるべきことは完全に年内に済ましておいて、年明けからは基礎事項と重要事項の復習に徹する人が、「堂々たる合格者」となれるのだ。年末までに、トップ・グループには届かないけれど、どうにかこうにか学習ペースを確立することができたという人は、カツカツの線。可能性がまったくないわけではないから、本試験まで全開で走り抜けろ！
一方、年を越しても基礎の理解やサブノートの整理、あるいは自分の弱点の洗い出しができていない人は、次の次に備えてください。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：このままでは勉強の仕方が弱い、と感じています。（ロースクール生・大阪府Ｎさん）
Ａ：強化・修正できるのは今だけ！
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