いよいよ本格的な資格試験シーズンに突入しているが、資格試験は実務に直結した「大人のテスト」なのだから、少なくとも次の2つだけは避けて欲しいものだ。
（1）直前期2～1ヵ前になって、バタバタあわてる。
本試験日がいつなのかは、受験を決めたときにハッキリわかっていたはずだ。直前期になってあわてるのは、キチンとした受験生活を過ごして来なかったから。間際になって焦っても、もう遅い！　土壇場で力を発揮する火事場の馬鹿力は、それなりの努力をして地力を蓄えた人に訪れるものであって、棚からぼた餅のようにはやって来ない。がんばった人も、がんばれなかった人も、直前期は覚悟を決めて、淡々と1日1日の学習だけに集中せよ。あわてて色んなことに手を出してパニックに陥るのは、最悪だ！！　そんなことにならないように、今から本腰を入れる。
（2）本試験が終わった途端に、勉強を止める。
受験生が勉強を終えていいのは、最終的な合格通知を手にしたとき。受かったかどうかまだわからないのに、遊びに行ったり、学習ペースを緩めてしまうのは、受験を放棄しているようなものではないか。仮に不合格だった場合、本試験終了後から合格発表までにちゃんとやっていたかどうかで、来年の合否はほぼ決定してしまうのだ。
以上2点は、18歳の子どもでも推測可能なことなのだ。いい歳をした大人なら、自分でわかってくれ！
「季節受験生」では、ラッキー合格さえもない。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：原発問題に関する菅前総理の発言。「すべては国の責任」。その通りだと思います。（ロースクール生・東京都Ｍさん）
Ａ：それは間違いない。ならば、我々国民は、国に何をさせるべきか。
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