最近では、仕事をしながら資格試験の勉強をしている女性受験生は珍しくない。20代30代40代、50代にもたくさんいる。「社会人として、一人前になりたい」「もっともっと上を目指したい」というまっとうな思いを抱く女性たちが、ドンドン増えているのだ。そのこと自体は非常に喜ばしいことであり、わしも日々ふんどしを締め直してがんばろうと元気をもらうのだが、困ったことが1つ。コピー的に表現するなら、「生理に逃げる」。
「生理のせいで、今日は今ひとつヤル気が出ない」「疲れやすい」「思ったように勉強がはかどらない」などなど。これを言われると、男のわしとしては、どうしようもないのだ。その辛さ、だるさ加減は絶対にわからないし、かといって、仕事柄、「では、ゆっくりとお休みください」と言うわけにもいかない。「自らのこととして、折り込み済みでやるべきでは。言い訳にすると、女として安っぽくなるよ」と言いたいところなのだが。
「生理に逃げる、ひきょうで弱い女になるな」である。
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