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素人だからこそ!

昨日、「直前の世論調査では、裁判員制度に対して、消極的・否定的な人が、5割超から7割程度もいる」という話をしたが、できれば参加したくないと思っている人たちに、もう一言。
「裁判員制度」という名称、あるいは「裁判官と一緒に判決を考える」といった手続きから、「自分も、裁判官になることを求められている」と思い込んでいるかもしれないが、法曹が、「裁判官」「弁護士」「検察官」の3者から成り立っていることを思い出そう。私たちは、最終決定を下す裁判官だけではなく、被告人の利益を守る弁護士や、被害者・その関係者と社会のために、「犯罪は絶対に許さない」という姿勢を貫く検察官の役割もできるわけだ。素人のわれわれは、この裁量を、できるだけ活用すればよいのではないか。
つまり、職業的な立場に縛られない私たちは、思ったこと、感じたこと、その場で考えたことを、素直に口にする自由がある。この自由が、正義という社会合意の形成には欠かせないのだ。「専門的な知識もなく、訓練も受けていないから」と、裁判への参加に腰が引けるのは当然だが、「専門家によるタコツボ化」を防ぐことができるのは、門外漢の、かといって無関係でもない、私たち素人だけなのである。
これまで、数多くの法曹の誕生に、微力ながら力を尽くしてきたわしとしては、できるだけ多くの人たちに、裁判員制度に対して真剣に取り組んでほしい。そう願っています。
裁判所という場で、「一発、やりまくろう」「逃げるな」。
<人生一本勝負!>
Q:気分転換に、ファミレスなどで勉強をしているのですが、周囲の雑談をシャットアウトするために、ヘッドフォンでクラシック音楽を聴くようになりました。……いいのでしょうか?(行政書士志望/福岡県Kさん)
A:試験会場で認められないものは、普段の勉強でも使用しないほうがいい!

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