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この罪の大きさを!

大分県の小学校教員採用試験をめぐる汚職事件。高額な現金や商品券を賄賂に、情実採用がまかり通っていたようだ。組織的な採用枠の存在も取り沙汰されている。口利きのあった受験生を合格させるため、得点を水増ししたり、合格ラインに達していた人を不合格にしたケースもあるという。
「機会の公平」を監督・管理する立場の者が、金銭欲やメンツといった利己心から、試験制度そのものを形骸化し、否定していた格好だ。
「先生になりたい!」「子どもたちとともに学びたい!」といった意欲に燃える受験生たちの、“教壇への夢”を踏みにじった罪は大きい。いわば、トップに立つ者が、現場を汚したのだ。長年、教育に携わってきたわしからすれば、これは根源的な罪であり、情状酌量の余地は一切なく、罰は教育界からの永久追放しかないと思う。それでも、まだ足りない。ひたむきに努力を重ねてきた受験生たちの、怒りや失望は収まらないだろう。先生を信じたいと思っている子どもたちや保護者たちの、不信感は癒されないだろう。
今後の全容解明とともに、問題となった県当局はもちろん、国や教育界がどのような対応を取るのか、注意深く見守っていきたいと思います。
問題なのは、大分県だけではないということである。他の46都道府県も大分県以上に内部チェックをしてもらいたい。
<人生一本勝負!>
Q:「真似をされるのは、一流の証拠」とよく言われますが、ニセモノや偽装からブランドを守るのも大変ですね?(宅建志望/女性23歳)
A:防衛策が商品価値の向上につながればいいのだが……コストがかさむだけでは、たしかに大変だ!

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