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発想の転換を!

長年親しまれてきたブルートレインが、次々と廃止されている。「料金の高さ」や「深夜バスの充実」などが原因だ。時代の流れといえばそれまでなのだが、わしは寝台特急のファンなので、再建策を考えてみた。
(1)客室は2人1組に限定して、「ロマンストレイン」と改称する。
「夜行でいく1人旅」がブルートレインの大きな魅力のひとつであったことは確かだ。ブルーは「宵闇」「星空」や「夜明け前」をイメージしたネーミングだろう。しかし、お客が減っている以上、発想を転換しなければいけない。現状では、ブルーの意味が「薄暗い」と、マイナスイメージになっている。
そこで、「ロマンチックなお一人様」から「ロマンチックな二人」へとターゲットを変更する。変更するだけではなく、思い切って限定する。つまり、「カップルのための夜行列車」をセールスポイントにするのだ。
(2)すべての設備を高級ホテル並みにする。
もう1つの要点は、「高級感」にある。お金と時間に余裕がある熟年層や、背伸びをしたい若者たちの期待に応えられるように、贅を尽くすのだ。もちろん料金は、サービス内容を正当に反映した範囲内なら、「高価」でよい。むしろ、「高価」であることを売りにしていくのだ。「豪華客船で行く世界一周・日本一周の旅」がヒットしていることを考えると、「お金のかかったサービスへの需要」はまだまだある!
<人生一本勝負!>
Q:先生がおっしゃるような、「厳しい現実が優しくなる」。そんな瞬間を味わいたいものです。やはり、コツコツやるしかな?!!(AFP志望/大阪府Nさん)
A:それしかない!

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