ビジネスの本質

自分自身が、欲しい人材になる!!


 夢を抱いて、実現する君よ!「スクール東京」や「成川合格塾」の受講生の中には、経営者や管理職に就いていらっしゃる方もおみえになるのだが、今日はひとつ、「人を採用する時の心がまえ」についてお話ししよう。
 早稲田セミナーや「スクール東京」で数多くの人たちを採用して来たわしの経験から来ることである。ひとことで言うなら、「自分に出来ないことは、他人に求めない」。採用する側の立場になると、人間、どうしても上から目線になる。知らず知らずのうちに、「雇うのはこっち」、「カネを払うのはこっち」といった意識が出てしまう。労使関係においては、使う側が強者、使われる側が弱者。それが事実だとしても、高圧的な態度では良い採用は出来ない。その戒めとしても機能するのが、「自分に出来ないことは、他人に求めない」。地位や肩書きだけで偉そうなことを言っても、始まらないのだ。優秀な人は、勘もいいから、すぐに見抜かれて離れて行ってしまうのだ。
例えば、相手に時間厳守を求めるなら、自分は時間厳守が完全に出来ているかどうか?
顧客最優先を求めるなら、自分は顧客最優先の模範となっているかどうか?
必要な時の時間外労働、それを相手に求めるなら、自分自身が率先してそれをやっているかどうか?
 採用後の研修や教育の場でも大切なことだが、その前段階の採用試験や面接でも重要なことなのだ。「良縁」に巡り合うためには、何より謙虚でなくてはならない。相手より、まず自分自身に厳しくあらねばならない。
 夢を抱いて、実現する君よ! 自らが欲しい人材になって、夢を絶対実現!!
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