夢を抱いて、実現する君よ！　わしは3ヵ月に1度、都内にある大病院でメディカル・チェックを受けることにしている。人間ドックほど本格的なものではないが、半日かけて、血液検査と尿検査を中心に、その時々でちょっと気になること、自覚症状があることをお医者さんに申告して、レントゲンやMRIによる検査をやってもらっている。少人数講義にしろ、個別指導にしろ、わしは体1つで受験生と向かい合わなければならない。健康であるために努力をすること、体調管理に万全を期することは、わしの責務であり、仕事の一環なのだ。万全を期したつもりでも、色々と思わぬ故障やガタが出てくるのが、人間のカラダ。健康オタクになる必要はどこにもないが、注意するにこしたことは、ないのである。
さて、先日も、定期健診に行って来ました。いつものことなのだが、都会の大病院を訪れると、その患者さんの数の多さに驚いてしまう。実に、様々な人たちがいる。一見、健康そうで、「早く順番が来て、終わらないかな」といった顔つきの人。病に疲れ、病院通いにも疲れたのか、気の毒なくらい表情が暗い人。看護師さんや家族の付き添いが必要な人。車椅子の人。ストレッチャーで運ばれて行く人。幸い、わしは現在、これといった病気は抱えていないが、世の中には、本当にしんどい思いをしながら、日々を暮らしている人たちが大勢いる。そう実感します。だからこそ、73歳になったわしは、若い世代に言いたい。今20代30代の人たちは、病院で見かけるような患者さんの姿は、「自分には無縁なこと」と思っているかもしれないが、いつかその日が来るかも知れない。いつ来るか、分からない。若い頃からジャンク・フードを食べ、タバコを吸い、深酒や睡眠不足を繰り返す。魂までも、社会組織に売る。こんなことをしていると、自ずとカラダに変調を来たし、加齢に伴う衰えによって、病気となって顕在化する。その時では、もう遅いのだ。20代30代の場合、ツケが来るのは20年後、30年後。男盛り、女盛り、働き盛りで、人生まだまだこれから、お楽しみもこれからという時に、カラダがガクンとなってしまう。思うに任せないようになる。自分も損、社会的な損失も大きく、家族や周囲の人たちは悲しくなって、本当に、もったいない話ではないか。
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夢を抱いて、実現する君よ！　健康管理を徹底せよ。夢を、絶対実現！！
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