戦場ジャーナリストの山本美香さんが銃撃されて亡くなった。殉職である。文字通り、命を懸けた仕事をされていたのだと今更ながら敬服し、それだけに無念の思いを拭い切れないが、方や「ニッポンの大手の新聞社やテレビ局は一体何をしているのか？」と怒りに似た気持ちにも駆られる。危険な仕事はすべて外注し、エリートの高給取りは安全な本社内でヌクヌクとしているのが実情なのだ。現場に取材に行かないで、なにがマスコミか！　リスクを負わず、カネやツールだけでニュースを作ろうとしている。だから、「新聞やテレビが面白くない」という一般人の感覚はもっともなのである。
わしは何も、「どんな仕事であっても、具体的な命の危険負担がないとウソ」と言っているわけではない。ただ、「リスクを避けて、現場を避けるなら、マスコミの場合、明らかなウソになる」と言っているだけだ。わしも若い頃は新聞社のお世話になったことがあるだけに、40年以上経った今でも歯痒くて仕方ない！
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：2時間の集中。30歳を過ぎた今では、意外と大変です。（司法試験志望・東京都Ｍさん）
Ａ：わしは70歳を過ぎている！
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