社会を元気にする

亡国の兆しか!

今の世の中を見ていてつくづく思うのだが、後進の指導を本気でやっている人は、ほとんどいないのではないか。やっているように見えても、多くの人が、本当はやりたくない義務感から、あるいは商売のためにしているだけではないか。
家庭では、親が子どものしつけをしない。大人として、我が子を叱りつけることを避けて、チヤホヤすることだけが愛情だと勘違いしている。
学校では、先生が生徒の教育をしない。何事もなく通過してもらうのが一番だというように事なかれ。熱心なのは、教師としての評価に直結する進学や就職についての数字だけ。生徒たちが、人として歳相応に、団体生活で学ぶべきことなどについては、あまり関心がないのだ。これはもちろん、先生たちだけのせいではない。すぐに体罰だ、パワハラだ、セクハラだとクレームをつける保護者側にも大きな問題があるのだ。
そして、企業や官庁などの組織では、上司が部下を怒らない。憎まれ役を買ってでも、「後輩を育てよう」「自分などドンドン越えて行ってもらってかまわない」「自分だって、そう簡単に若い者には負ける気はない」といった先輩としての気概がまるでない。あるのは、一個人の損得勘定だけ。これでは組織の活性化や持続的成長など、望めるはずもないだろう。
社会人としての価値は、目に見えるものだけではないと、わしは考えている。実は、本当の意味で社会を豊かにするのは、目に見えにくい心の部分であるかもしれないのだ。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:いい仕事のためには、ご飯を食べるように勉強。これ、先輩の教えです。(弁護士志望・福岡県Hさん)
A:わかりやすくて、いいぞ!
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