受験生に送る言葉

己を知るには

昨日、急増する児童虐待に敢然とコツコツと立ち向かう弁護士・岩城正光先生のことを紹介したが、先生も最初から強かったわけではない。初めから何でも苦もなくできたわけではない。司法試験の合格までに、6年もかかっているのだ。先生が受験生だった当時は成績発表があって、どのランクで落ちたか知ることができた。1番から1000番がAランクで、上位500名が合格。ところが、先生は501番から後の組での足踏み状態がずっと続き、「試験の直前になると不安になった」「自分に自信が持てなかった」。後輩たちがどんどん先に受かっていく姿をただ眺めているのが、何より辛かったという。
ところが、今にも崩れそうな岩城青年を大きく変えた出会いがあったのだ。5歳のとき、両親が離婚してお母さんとお姉さんが家を出て行ってしまったのだが、受験生だった27歳のとき、お姉さんが先生を探し出してくれて、産みの母に再会することができた。そして、「自分は母親に似ていたんだ」と思ったら、それまで心にしまいこんでいた孤独感が吹っ切れたという。
子どもの人権のために戦う岩城先生は、親のためにも、親子の絆のためにも戦っている。先生は言う。「親を知らなければ、子どもは自分を知ることができない」。
なお、本日午前4時更新の「新司法試験ブログ」は、新司法試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:「こんなことではダメだ・・・」と思いつつ、モチベーションに波があって困っています。(ロースクール志望・広島県Mさん)
A:受験生なら多かれ少なかれ、みんなそう! 波があるのは当然だから、明るく乗りこなせ!
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